いつものように、ギルドハウスでまったりしていた日。ふと、私にアイナからのメッセージが届いた。

「もしUOの世界でグルメがあったら美味しい物とか高いもん食ってみたい  か?」

・・・・・・?

妙な質問だなぁ、と思って、ギルドハウス内で話題にしてみる。

Sun:「アイナがこんなこと言ってるんだけど・・・何をする気だろう」
bugyou:「ふむ。ワシは食ってみたいがの」
Leesha:「ディッシュプレートでも狙う気ですかしら~」
Sun:「何か高価な物持ってきて、『さぁ、この場で食え!』とか言わないだろうな」
Leesha:「そういえば、この前~・・・フルーツバスケットを・・・」

リーシャから気になる情報が出始めたところで、アイナがGHに帰宅。

Aina:「さぁ、sunお食べ!w」
Sun:「うわぁぁぁぁ!Σ( ̄□ ̄;」

突然、どーんと目の前に置かれたフルーツバスケット。参考までに価値を言っておくと、一個200kする代物・・・。本来は内装に使われることが多く、口にしようとする猛者はまずいないTT

bugyou:「ッシャ!食うぞ!」
Aina:「きみが食ってどうするw」
Sun:「食べちゃ駄目だぁぁぁ!・・・っていうか、これを私に食えと!?」
Aina:「sunが食うことに意味があるw」
Sun:「食べたら価値が減るんじゃ」
Leesha:「減りますわ~。200kオーバーですわ~・・・」
Aina:「むしろ、グルメになれ」

まったりとした空間の中に、いきなりわいたピンチ!
手が届く位置に、一種憧れを感じていたものがある。自分の手には入らないだろうと思っていたものだが、まさか口の中に収めようとする日がこようとは思わなかった。こんな高価な物を一瞬で消し去れというのか・・・T▽T
しかし、私が口にしようとしなくても、食べる気満々で今にも飛びかかろうとしている人がいるのが見える・・・。

Aina:「グルメになれ」
Aina:「さぁさぁ」
Aina:「さぁさぁ」

・・・・・・・・・・・・

Sun:「ちくしょう、食ってやるーーー!」

Leesha:「ホントにお食べに~っw」
Aina:「きたーw」
bugyou:「ナイス漢気」



Sun:「食べちゃった~T□T」
Leesha:「お味は如何で~?」
Aina:「200kのお味は?w」
Sun:「いやもう・・・食べたことのない味だったよ・・・。とても甘酸っぱく危険な味がしましたT▽T」
Aina:「癖になりそう?」
Sun:「いやいやいやいや、滅相もないw」
Leesha:「癖になったら破産ですわ~」
bugyou:「ヨウコソ美食家の道へ」

空になったバスケットに、「もう後戻りできないぜ」って言われている気がした。この後更に、奉行もフルーツバスケット食べたり、ピンクシャンパンをアイナが買ってきてみんなで飲んだりというグルメの道を歩むことに・・・。

そして、現在のアイナは、グルメの最終形態「プレートオブフード」を狙っているらしい。7000k以上する、現存数が少ない至高の一品。・・・美食の道もほどほどに。


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